測光モード
コンパクトデジカメの中には、測光モードが搭載されているものがあります。測光モードでは、露出を補正するときにどの位置の明るさを測るかを変更することができます。
評価測光と中央重点測光
測光モードは、通常は、評価測光(多分割測光)に設定されています。評価測光では、明るさを画面全体で測ります。普段は、評価測光にしておけば問題なく撮影できます。
一方の中央重点測光は、画面の中央とその周囲で明るさを測ります。被写体が画面中央にあるときにきれいに写すことができます。
下の2枚の写真は、コアラの人形を窓際において撮影したものです。

左側の評価測光で撮影した方は、中央にあるコアラの人形が暗く写っています。評価測光の場合、背景が明るいところでは、どうしても被写体が暗く写りやすくなります。青空を背景にした場合などでは、特に被写体が暗くなりやすいですね。
そこで、測光モードを中央重点測光に変更して撮影したのが右側の写真です。露出を計測する範囲が中央とその周囲となるため、被写体のコアラの人形が明るめに写っています。ただ、この写真もやや暗いので、露出を補正して明るくした方が良いですね。
スポット測光
中央重点測光よりもさらに狭い範囲で明るさを測定できるのが、スポット測光です。スポット測光は、中央だけで明るさを測ります。逆光時やスポットライトが当たっている場所などで効果的です。

上の写真は、先ほどのコアラの人形をスポット測光で撮影したものです。背景は白くなっていますが、被写体は明るく写っていますね。露出は「-1」に抑えたのですが、まだ明るすぎる感じなので、もうちょっと下げた方が良かったかもしれません。
スポット測光は、それほど使うことはありません。被写体と背景の明るさが極端に異なっていて、被写体がうまく写らないときに試してみると良いでしょう。